(2022年6月14日発売/一部地域をのぞく)
- SCIS
最先端科学犯罪捜査班SS Ⅰ中村 啓定価:858円(税込み)現実か、それとも非現実か。人が消えた! 警視庁最先端科学捜査班SCIS、再び始動。
テレビドラマ化で話題沸騰の異色警察シリーズ!
天才科学者と警察エリート、そして個性豊かな捜査員たちが、最先端科学の絡んだ事件の真相に迫る!
文庫書下ろし「犯人は〝透明人間だ〟」――姿なき追跡者に若い女性が襲われる事件が多発したが、いずれも被害者はそう口にした。小比類巻祐一警視正率いる警視庁の最先端科学捜査班SCISは捜査を始めるが、その一方で、SCISに関わる人物に悲劇が降りかかっていた。哀しみを堪え辿り着いた真相とは――。テレビドラマ化されたSCISシリーズ、待望の「第2シーズン」開幕!
- 虎を追う櫛木理宇定価:858円(税込み)
「連続幼女殺人事件」を洗いなおせ――元刑事と若者たちがチームを組んだ!
真犯人はどこにいる!?
『死刑にいたる病』の俊英が放つ冤罪ミステリー解説:千街晶之
三十年前、人々を震撼させた『北簑辺郡連続幼女殺人事件』。死刑が確定し収監されていた二人組の犯人の一人が獄死した。当時、県警捜査一課の刑事だった星野誠司は、冤罪の疑いを捨てきれずにいた。引退した今、孫の旭とその友人の協力を得て再調査へと乗り出してゆく。ネットを駆使して世論を動かす中、真犯人を名乗る人物が、新聞社に新たな証拠を送りつける――。
- 競歩王額賀 澪定価:770円(税込み)
負けるな!
行き詰まりの小説家と、東京五輪を目指す競歩選手。
二人の大学生は苦しみもがいて光を見つけられるのか?
上手に夢を見られなかった人へ。
いつか夢を諦めなくてはいけない人へ。
苦みある青春を描いた傑作競歩小説!解説:小林快
かつて「天才高校生作家」の触れ込みで華々しくデビューした榛名忍は今、燻っていた。そんな折、東京五輪の開催が決まり、担当編集者からスポーツ小説を勧められる。なりゆきで競歩の小説を書くことになり、大学の陸上部の練習を見に行くと、ただ一人の競歩選手・八千代篤彦が黙々と歩き続けていた――。競歩の面白さを余すところなく描いた、青春小説の傑作!
- 結婚の味
よりみち酒場 灯火亭石川渓月定価:748円(税込み)渋谷駅から二駅目の街。日本一行きつけにしたい店、ここにあります!
心の中の荷物は、この店で下ろしていきませんか?
心づくしの料理と酒 気のいい常連客 ほどよいもてなし。
大人の心を癒す大好評シリーズ第四弾
文庫書下ろし灯火亭で働き始めて間もなく三年。城亜海は紅茶専門店を営む坂本との結婚を控え、灯火亭を旅立つことになった。その後は坂本の店を一緒に盛り立てていくつもりだ。結婚の喜びを感じつつも、店主のユウさんとの別れに寂しさと不安を隠し切れない亜海。そこに思いがけない事件が起きて――(表題作)。心づくしの季節の料理と人情に心温まる好評シリーズ第四弾。
- 喧騒の夜想曲 白眉編Vol.2
日本最旬ミステリー「ザ・ベスト」日本推理作家協会編定価:1034円(税込み)クセありすぎ作品ばかり! 豪華アンソロジー
結末は全て予想の斜め上、豪快トリック炸裂!〔収録作品〕
長岡弘樹「巨鳥の影」/新津きよみ「兄がストーカーになるまで」/
東川篤哉「陽奇館(仮)の密室」/東山彰良「追われる男」/
深緑野分「見張り塔」/前川 裕「動機なし」/米澤穂信「守株」 - 夜来る鬼
牙小次郎無頼剣和久田正明定価:814円(税込み)「これからおまえたちを成敗するのだ」
江戸に流れ着いた馬庭念流の達人、牙小次郎。
謎めいたこの男、ただ者ではない・・・・・・! シリーズ刊行スタート!いずこからか現れた浪人を、江戸唯一の纏屋の女将・小夏は離れに住まわせることにした。不思議な存在感を放つこの男から、生活費として千両もの大金を預かり、番頭たちも思案顔だ。そんな折、馴染みの小間物屋の女中が死んだとの知らせが入る。――謎めいた浪人・牙小次郎が、その剣の強さで罪なき者の嘆きを背負い、悪を成敗する!
- 惜別 新装版
鬼役(五)坂岡 真定価:726円(税込み)――鬼役、弔いの仇討ち!
200万部を超える大ベストセラーシリーズ「鬼役」を著者が大幅に加筆修正した新装版、第5弾。
消えた目安箱の謎、そして鬼役が見せた覚悟とは!
将軍家毒味役の矢背蔵人介は、仙台藩絡みの謎に挑む。江戸城の不浄門内で、勘定奉行が腹を切った。将軍家毒味役の矢背蔵人介は、小姓組番頭・橘右近から呼び出され、かつて道場で鎬を削った友がその切腹に関わり、吉原からの冥加金強奪の疑いをも掛けられていることを知らされる。友を追う蔵人介の前に明らかになった哀しき事実――。200万部突破の超人気時代シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第五巻。
- 影忍び
日暮左近事件帖藤井邦夫定価:704円(税込み)金の美しい煌めきは人の心を乱し、血迷わせる――。
汚い真似をする外道、容赦はせぬ!
文庫書下ろし公事宿『巴屋』出入物吟味人の日暮左近は、偶々通りかかった場所で襲われていた旅姿の若侍を救った。若侍は美濃国岩倉藩の国許から出てきた密使だった。若侍を襲ったのは尾張藩の者と判明、背後に尾張藩と弱小岩倉藩との対立が浮かんできた。大名同士の対立の原因を突き止めた左近がとった行動とは……。弱きものを助け、強きを挫く心優しき凄腕の元忍び、日暮左近が立ち向かう強大な敵! 壮大なスケールの物語と迫力の剣戟が満載の人気シリーズ第十三弾。