(2022年11月9日発売/一部地域をのぞく)
- 暗約領域
新宿鮫11大沢在昌定価:1,386円(税込み)読み終えたくない!
新宿鮫シリーズ最長&最高到達点!!
ヤミ民泊で男が殺された。いったい何のために!?
事件をきっかけに動き出す公安、ヤクザ、北朝鮮、国際犯罪者、そして謎の美女――。思惑が絡み合い、物語は壮絶なクライマックスへ!!薬物の取引現場を張り込んでいた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人の矢崎隆男と組んでの捜査を命じる。男は何者で、なぜ殺されたのか!? 一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌や元公安刑事・香田に不審な動きが――。シリーズ最大のボリュームと壮大なスケール! ラストまで一気読みの傑作長編!
- 毒蜜 決定版
闇死闘南 英男定価:726円(税込み)シリーズ累計80万部突破!
フリースクールを利用した闇の黒幕に挑む――。
仕組まれた衝動殺人事件!陸自隊員、やくざという異色の経歴を持つ揉め事始末屋の多門剛は、女友達の結城真奈美から依頼を受ける。従兄で週刊誌記者をしていた結城雅志が何者かに暴行され重体になったという事件の真相を摑むため多門が動き出すと、雅志がフリースクールの取材をしていたことがわかった。学校の周辺、女社長の調査を始めたが……。ハードサスペンスシリーズ、激闘の第六弾。
- 復讐の弾道 新装版大藪春彦定価:968円円(税込み)
「大藪春彦は日本戦後文学の巨大な単独峰であり、登山家にたとえるなら単独登攀のみを行ってきた鉄人クライマーである。」 船戸与一(解説より)
元自衛官による復讐劇
大藪文学不朽の傑作!解説:船戸与一
やはり兄は謀殺されたのか! 三年の刑期を終えて出所した元自衛官の羽山貴次は、服役中に知った兄の死の真相を突き止める。東和自動車の部長だった兄は会社の不祥事の罪を着せられ、自殺に見せかけて殺されたのだ。憎悪を燃やす羽山は、抜群の頭脳と肉体を武器に仇敵を次々と葬ってゆく。出口なき復讐劇の末に彼を待つ運命とは? 大藪文学不朽の傑作!
- 息吹く魂
父子十手捕物日記鈴木英治定価:726円(税込み)半身が町地に飛び出した神社の首つり
殺しか? 自裁か?南町奉行所定町廻り同心の御牧文之介は、ある朝、屋敷の前に籠いっぱいのかぼちゃが置かれているのに気付く。誰がいったい何のために? 訝しみつつ、中間・勇七とともに、不思議な状態で発見された首をつったらしき男の探索を始める。そのころ、よろず屋を営む父・丈右衛門は、蕎麦屋の息子から、ある奇妙な依頼をうけていた……。
- 形見
名残の飯伊多波 碧定価:748円円(税込み)誰だって泣きたいときはある。
勇気が出る物語が詰まったシリーズ第三弾!
この先も、生きていれば楽しいことがありそうだ。
文庫書下ろし隅田川縁の「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋『しん』。母娘が営むこの店には今日も訳ありな客たちが訪れる。才能を嫉妬され夫に子育てや家事を詰られる女職人、亡き妻の不貞を疑う酒問屋の隠居、借金苦のために愛犬を処分した男……。そして今巻では、『しん』に新しい働き手が加わる。だが、その人物のせいで店は大騒動に巻き込まれる――。好評の時代シリーズ、飛躍の第三弾。
- 恋小袖 決定版
牙小次郎無頼剣(六)和久田正明定価:814円(税込み)「灼熱の地獄へ真っ逆様に堕ちるがよい」
命を奪い取る権利など、誰にもない!
踏みにじられた思いをのせて、牙小次郎の刀が唸る。とある家に踏み込んだ同心たちが、返り討ちにあい殺された。死んだ同心が残した書きつけには、去年の暮れから今年の春までに死んだ三軒の店の主の名前。これらの死に疑いを持ったがために殺されたのではないか。逃げた下手人の行方を小次郎たちが調べ始めると――。非道を重ねた者たちには、夜来る鬼・牙小次郎の正義の刀が振り下ろされる!
- 老中成敗
闇御庭番(十)早見 俊定価:792円(税込み)三つ鱗の紋をいただく忍び集団といざ決闘!
闇御庭番菅沼外記、最後の成敗へ。
涙ホロリ、のシリーズ完結!
文庫書下ろし水野忠邦が推進し、鳥居耀三が担う印旛沼開拓の普請場で、印旛沼狒々なる怪物が役人を殺したと江戸は大騒ぎに。開拓から手を引きたい沼津藩の仕業ではと疑いのかかる中、調べを行う闇御庭番菅沼外記は、三つ鱗の紋を着けた謎の軍団に襲撃される。水野、鳥居の企みと、沼津藩を巡る大きな陰謀に巻き込まれた外記は、闇御庭番として最後の成敗へと向かう。シリーズ完結。
- 五戒の櫻
其角忠臣蔵異聞小杉健治定価:748円(税込み)俳諧師宝井其角×赤穂浪士
忠臣蔵の闇と元禄を描く意欲作!
文庫書下ろし吉原の帰り、死体とおぼしきものを載せた大八車と偶然すれ違った宝井其角。付き添っていた浪人がいきなり斬りかかり、其角をかばったなじみの駕籠かきが殺されてしまう。弔いのために、其角は下手人捜しを始めるが……。同じころ、浅野内匠頭による松の大廊下刃傷沙汰で現場にいた茶坊主が行方知れずに……。俳諧師・其角の視点から忠臣蔵の闇と元禄を描く。
- 影武者
日暮左近事件帖藤井邦夫定価:704円(税込み)涙こぼれ、迫力剣劇満載のシリーズ第十四弾
おぬしの命、必ず守り抜く!
文庫書下ろし馬喰町の公事宿『巴屋』で出入物吟味人をする日暮左近は、主の彦兵衛の頼みで、物の怪が出るという話の真偽を確かめることとなった。物の怪騒ぎを調べ始めたところ、裏に怪しい寺の存在が浮かび上がる。そして、そこから左近はより大きな騒動に巻き込まれていく。剣は瞬速――。左近の剣が弱き者たちを守る! 涙溢れる物語と迫力の剣戟満載のシリーズ第十四弾。