光文社文庫 2月の新刊

(2月14日発売/一部地域をのぞく)

1月の新刊はコチラ

  • 一分
    坂岡 真
    定価:814円(税込み)

    200万部シリーズ「鬼役」の坂岡真が描いた感動の物語
    奔れ、陽太郎。自分の道を生きろ!
    丹波篠山藩の厩番・小柴陽太郎。剣術に励む陽太郎が仕掛けた一世一代の大博奕とは――

    解説:末國善己

    時は幕末の天保十年。丹波篠山藩青山家の馬役を務める小柴陽太郎は剣術の稽古に余念がない。謎の過去を持つ
    父は訳あって藩士を辞めて町道場を開いており、母は貧しさゆえか妹を連れて家を出ていった。下士として耐えていた人生が、藩の剣術試合に出場したところから急展開し始める。その先に陽太郎を待っていた劇的な運命とは――。鬼役の坂岡真が描いた震えるもうひとつの代表作。

    坂岡 真(さかおか・しん)

    1961年、新潟県生まれ。
    11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く。作品の質の高さには定評があり、「鬼役」シリーズは200万部を超える大ヒットシリーズとなった。ほかに主なシリーズとして、「ひなげし雨竜剣」(光文社文庫)、「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」(双葉文庫)、「あっぱれ毬谷慎十郎」「十手長屋物語」(ハルキ文庫)、「うぽっぽ同心十手裁き」(徳間文庫)、「死ぬがよく候」(小学館文庫)、「のうらく侍御用箱」「新・のうらく侍」(祥伝社文庫)、「火盗改しノ字組」(文春文庫)などがあり、お紋作品に『一分』(光文社)、『絶局』(小学館)など、近刊に『うぽっぽ同心終活指南』がある。いま、もっとも注目されている時代小説作家のひとりである。

  • レオナール・フジタのお守り
    大石直紀
    定価:770円(税込み)

    「この絵の前で、時間が止まってほしい」
    戦争が引き裂いた男女の運命
    そして50年後、明らかになる真実――
    藤田嗣治の名画「ノルマンディーの春」が奇跡を呼ぶ京都本大賞受賞作家が描く、愛と鎮魂のドラマ
    文庫書下ろし

    脳梗塞で倒れた老作家の昇治のもとに届いた一通の手紙。宛名を見た彼は衝撃を受ける。村田さゆり――彼女は五十年前、戦時下で昌治と結婚の約束をした相手だった。元妻の明日香の助けを借りて京都へと向かった彼の前に、待っていたのは二人を引き裂いたあの日の真実、そして希望を与えた一枚の絵だった……。京都を舞台にすれ違う愛と鎮魂を描いた感動作!

    大石直紀(おおいし・なおき)

    1958年静岡県生まれ。98年第2回日本ミステリー文学大賞を受賞した『パレスチナから来た少女』でデビュー。2003年『テロリストが夢見た桜』で第3回小学館文庫小説賞、’06年『オブリビオン~忘却』で第26回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞、’16年『二十年目の桜疎水』収録の「おばあちゃんといっしょ」で第69回日本推理作家協会賞短編部門、20年『二十年目の桜疎水』で第8回京都本大賞、’21年『京都文学小景 物語の生まれた街角で』収録の「東柱と東柱」で第1回アミの会アワードを受賞。TVや映画のノベライズも多数手がける。他の著書に『京都一乗寺 美しい書店のある街で』など。

  • 三つのアリバイ
    女子大生さくらがわはるの推理
    鯨 統一郎
    定価:792円(税込み)

    “夜の捜査会議”も今日で最後?
    渋谷で久しぶりに発生した宝石窃盗事件。
    “アリバイ崩しの東子”が挑む、鉄壁のアリバイとは?
    笑いあり涙あり、これで完結!

    解説:円堂都司昭

    バー〈森へ抜ける道〉の近くで久しぶりの宝石窃盗事件が発生。工藤と山内に不審の目が注がれるなか、酔いどれ推理談義が始まった。例によって散々遠回りしながらもたどり着いた容疑者には”アリバイ崩しの東子”最後の事件にふさわしい鉄壁のアリバイが。そしてヤクドシトリオに隠された仰天必至の秘密とは?
    笑えて泣ける好評バー・ミステリついに完結!

    鯨 統一郎(くじら・とういちろう)

    1998年『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。傑作・怪作・奇作・話題作を連発する、本格界随一のトリック・スター。著書に『努力しないで作家になる方法』『作家で十年いきのびる方法』『女子大生つぐみと邪馬台国の謎』『徳川埋蔵金はここにある 歴史はバーで作られる2』『金閣寺は燃えているか? 文豪たちの怪しい宴』『カルトからの大脱出』『テレビドラマよ永遠に 女子大生桜川東子の推理』などがある。

  • ブルシャーク
    雪富千晶紀
    定価:858円(税込み)

    富士山麓の湖に巨大なサメが!
    トライアスロン大会の号砲が鳴る。
    湖に飛び込んでいく300人の選手たち、そのとき――!!
    映画「ジョーズ」にも匹敵する本格サメ小説が衝撃の文庫化!

    解説:吉田大助

    不二宮市職員の矢代は、開催が迫った来常湖トライアスロン大会の準備に奔走していた。そんななか水質異常に気づいた同僚が検体を取りにいくと言い残して失踪し、キャンプにきていたカップルも荷物を残して姿を消す。海洋生物学者の渋川まりは、この湖にオオメジロザメがいるというが、これはサメの仕業なのか……? 映画顔負けの迫力に圧倒される本格サメ小説!!

    雪富千晶紀(ゆきとみ・ちあき)

    1978年愛知県生まれ。日本大学生物資源科学部卒。2014年、『死呪の島』(受賞時タイトルは「死咒の島」)で第21回日本ホラー小説大賞<大賞>を受賞。同作は『死と呪いの島で、僕らは』と改題して文庫化。他の著書に『黄泉がえりの町で、君と』『レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼』『ALIVE 10人の漂流者』がある。

  • スノーバウンド@札幌連続殺人
    平石貴樹
    定価:836円(税込み)

    「人の運命ってほんとにわからない。わたしがこのごろ思うことはそればかりです」
    最初に殺されたのは、誘拐犯。
    複雑に入り組む事件を解きほぐそうとする、弁護士・千鶴が辿り着いた衝撃の真実!

    解説:千街晶之

    札幌の街中でナンパされ、誘拐された久美子の「目の前」で、誘拐犯である浩平が殺された。その犯人も見つからないうちに、久美子の父親が殺されるという第二の事件が起きてしまう。旅行に来て、事件に関わった弁護士・山崎千鶴は、当事者たちに話を聞いていくのだが――
    関係者たちが自身の言葉で事件をノートに記す、という形で進む、驚愕の本格ミステリ!

    平石貴樹(ひらいし・たかき)

    1948年北海道生まれ。東京大学文学部教授などを歴任し、現在は同大学名誉教授。’83年に「虹のカマクーラ」ですばる文学賞を受賞後、推理小説を中心に発表。2016年『松谷警部と三ノ輪の鏡』で本格ミステリ大賞最終候補に。ロジックを重視した作品に定評がある。その他の著書に『だれもがポオを愛していた』『フィリップ・マーロウよりも孤独』『サロメの夢は血の夢』『潮首岬に郭公の鳴く』『立待岬の鷗が見ていた』『葛登志岬の雁よ、雁たちよ』など。

  • なぜ、そのウイスキーが謎を招いたのか
    三沢陽一
    定価:748円(税込み)

    「実は既にわたしの方で用意しておりました」
    仙台が舞台の本格ミステリ、第二弾登場!
    ウイスキーが、ふと呼び起こすあの時の不穏な記憶……
    過去の疑問に、お酒と共に答えを出してくれるお店があります。
    文庫書下ろし

    解説:朝宮運河

    ここは仙台のバー。坂本には酒と一緒に飲み干したい一つの疑問があった。バーテンダーの安藤がその思いに気づき問いかけると、中学時代の女友達が一年前にかけてきた電話から始まる一件について語り出した。夫が亡くなり、コレクションのウイスキーを売りたい、と彼女は言うのだが……。(「何故、フォア・ローゼズの天使の分け前がなくなったのか?」)
    話を聞いた安藤が解き明かす真相とは!

    三沢陽一(みさわ・よういち)

    1980年長野県生まれ。仙台市在住。東北大学SF・推理小説研究会出身。2013年、第3回アガサ・クリスティー賞を受賞し、受賞作を改題した『致死量未満の殺人』でデビュー。著作に『アガサ・クリスティー賞殺人事件』『不機嫌なスピッツの公式』『華を殺す』『グッバイ・マイ・スイート・フレンド』『なぜ、そのウイスキーが死を招いたのか』などがある。

  • 友が消えた夏
    終わらない探偵物語
    門前典之
    定価:902円(税込み)

    断崖絶壁の館に並んだ首なし白骨死体!
    「まさか!」のつるべ打ちに驚愕必至
    三冊分のトリックが詰めこまれた奇想の本格推理!

    一級建築士で探偵の蜘蛛手啓司は、相棒の宮村達也からある事件の記録を渡される。名門大学演劇部の劇団員たちが、夏合宿中、一夜にして首なし白骨死体と化した衝撃的な事件。その詳細な記録が、連続窃盗犯の所持品から見つかったのだ。犯人と目された人物の死体も発見され、事件は一応の決着を見ていたのだが――
    本格界の鬼才が剛腕から放つ前代未聞のトリック!

    門前典之(もんぜん・のりゆき)

    2001年に「建築屍材」で第11回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作に『卵の中の刺殺体――世界最小の密室』『エンデンジャード・トリック』『首なし男と踊る生首』『灰王家の怪人』『屍の命題』『浮遊封館』などがある。

  • 毒蜜 決定版
    七人の女
    南 英男
    定価:836円(税込み)

    シリーズ累計90万部突破!
    死を呼ぶ七人の女神たち――哀しき女たちをおれは護る!

    陸自隊員、やくざという異色の経歴を持ち揉め事始末屋を生計にするもんごう。怪力無双で敵なしという多門の唯一の弱点は、綺麗な女性に弱いということ。男たちに脅されていた女、失踪した知人の娘、尾行に怯える女、別れた女友達、知り合いのホステス……彼女たちの助けに応じる多門をさまざまな罠が待ち受ける。
    大好評のハードサスペンスシリーズ、充実感はんぱない第九弾。

    南 英男(みなみ・ひでお)

    1944年、東京都生まれ。
    明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆して人気を博す。’85年『街に棲む野獣』以降、ハードサスペンスに取り組む。ベストセラーになった「強請屋稼業」シリーズ、「毒蜜」シリーズ、「姉御刑事」シリーズなど全著作合計が2300万部を突破した。

  • やせる石鹸(上)
    初恋の章
    歌川たいじ
    定価:704円(税込み)

    大ヒット映画原作『母さんがどんなに僕を嫌でも』著者初の小説を文庫化!
    自分を受け入れられないすべての人必読!

    たまみは見る人がぎょっとするほどの「巨デブ」。そんな彼女は「デブ専」男子の拓也から告白されるが、今まで散々「デブは醜い」とディスられながら生きてきたゆえ、「デブだから好き」などというくらいの言葉では、到底救われず、拓也の思いをなかなか受け入れることができない。そんな中、たまみは、中学時代の同級生でやはり巨デブだったよき子を街中で偶然に見かける。よき子はまるで別人のようになっていた。たまみはよき子に教えを請うことを決意するが……。

    歌川たいじ(うたがわ・たいじ)

    1966年東京都生まれ。2010年『じりラブ』でデビュー。
    自らの生い立ちを記した『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が映画化されるなど話題を呼び、その後も作品を次々と発表。年齢層や性別を問わず、幅広い読者に支持されている。
    主な作品に『花まみれの淑女たち』『バケモンの涙』などがある。

  • 遺文 決定版
    吉原裏同心 (21)
    佐伯泰英
    定価:792円(税込み)

    古都鎌倉を舞台に、吉原の運命が決する!
    官許遊廓の秘密を握る文書の争奪戦!

    吉原会所の頭取四郎兵衛の傷がようやく癒えた折り、またも吉原が脅威にさらされた。裏同心神守幹次郎は、いまだ復調ならぬ四郎兵衛に伴って、吉原の秘された過去を記す「遺文」があるとされる鎌倉へ向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、過去最強の刺客たちとの戦いと、吉原存続をかけて守るべき重大な真実だった。鎌倉を舞台に、御免色里の運命が決する

    佐伯泰英(さえき・やすひで)

    1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる。大好評の「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」シリーズ(小社刊)の他、2019年に映画化された「居眠り磐音」、「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「空也十番勝負」「照降町四季」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「鎌倉河岸捕物控」などの各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている。
    佐伯泰英ウェブサイト

  • 夢幻 決定版
    吉原裏同心 (22)
    佐伯泰英
    定価:792円(税込み)

    木枯らし荒れる夜に起きた奇妙な殺人。
    廓に潜む暗い欲望が、吉原を大混乱に陥れる!

    さまざまな人生の交差する吉原で二十年、按摩稼業で身を立てていた孫市が殺害された。吉原会所の裏同心神守幹次郎らは現場に残された手がかりから調べを進めるが、下手人は杳として知れなかった。やがて孫市の不遇な生い立ちと叶わなかった哀しき夢が知れるとき、ついに事件の全貌が明らかになる。そして下手人を追いつめる幹次郎に、卑劣な刃が向けられる――

    佐伯泰英(さえき・やすひで)

    1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる。大好評の「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」シリーズ(小社刊)の他、2019年に映画化された「居眠り磐音」、「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「空也十番勝負」「照降町四季」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「鎌倉河岸捕物控」などの各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている。
    佐伯泰英ウェブサイト

  • 幽霊のお宝
    新・木戸番影始末(五)
    喜安幸夫
    定価:726円(税込み)

    百年前の因縁のお宝を巡り、幽霊、現る⁉
    木戸番・杢之助の、絆と人情、仁義の事件帖。
    文庫書下ろし

    泉岳寺門前町の桶屋、丸打屋の庭に幽霊が出るという噂が流れる。丸打屋の夫婦は外の者らを敷地に入れようとせず、様子がおかしい。それと前後して、百年前のお宝のあり処が記された古文書が近辺で見つかったという。木戸番杢之助は二つの話につながりがあるのではと疑い探り始めるが、桶屋の騒動は思いもよらぬ方向に動く。杢之助の執念の影始末や、いかに。

    喜安幸夫(きやす・ゆきお)

    1944年生まれ。兵庫県姫路市出身、埼玉県新座市在住。’98年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞。2001年『はだしの小源太』『身代わり忠義』などで第30回池内祥三文学奨励賞受賞。著書に「隠密家族」シリーズ、「闇奉行」シリーズ、「隠居右善 江戸を走る」シリーズ、『吉右衛門の涙』『真伝忠臣蔵』『花散る城』など多数。本書は、好評ロングセラーシリーズ「大江戸番太郎事件帳」(全33巻)と「大江戸木戸番始末」(全14巻)の続編となるシリーズ第5作である。

  • 知られざる徳川家康
    歴史小説傑作選
    菊池 仁・編
    定価:792円(税込み)

    負けるが勝ち!?
    2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」ではわからない、
    徳川家康の実像! ここでしか味わえない傑作八編を収録!

    解説:菊地 仁

    260年の泰平の世が続く礎を作った徳川家康。天下人となるまでの様々な苦労が伝えられてはいるが、表舞台での活躍の背後には、特異なる家臣たちとの交わりもあった。殿の初陣を待つ困窮侍、御家の倹約を監視した意固地な三河武士、家康に夢を託された〝仕事師〟……。そして、家康の最期、遺した子供たちの末路までを描いた傑作八編を収録。
    「知られざる家康」がここに。

    【収録作品】
    安西篤子「千姫脱出」
    井上靖「信康自刃」
    鈴木輝一郎「麦飯半次郎のしのはこ
    滝口康彦「春暗けれど――家康の竹千代時代」
    岳宏一郎「胡獱とど
    津本陽「遠行」
    東郷隆「三州寺部城」
    南條範夫「幻の百万石」

    菊池 仁(きくち・めぐみ)

    1944年、神奈川県生まれ。文芸評論家。
    歴史・時代小説の評論を中心に活躍。

  • 決闘・柳森稲荷
    日暮左近事件帖
    藤井邦夫
    定価:704円(税込み)

    まさに壮絶! 大迫力剣戟のシリーズ第十五弾
    はぐれ忍びの恐ろしさ、見せてやる!
    られる前に殺るしかない……」
    倒れていた少女を救った左近は、そのことから命を狙われることに――
    文庫書下ろし

    公事宿『巴屋』の出入物吟味人・日暮左近は、倒れていた少女を救う。秩父から出てきた少女の代わりに父親捜しをすることになった左近は、江戸を騒がす押し込み強盗の企みに気づく。阻止に動いた左近だったが、命を狙われ窮地に陥る。左近の危機に懇意の秩父忍びたちも合流し、忍び同士の未曾有の闘いが始まった――。ド迫力剣戟溢れるシリーズ第十五弾。

    藤井邦夫(ふじい・くにお)

    1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる。その巧みなストーリーには定評があり、多くの読者を魅了している。主なシリーズに、「日暮左近事件帖」「乾蔵人 隠密秘録」「評定所書役・柊左門 裏仕置」(以上、光文社文庫)、「日溜り勘兵衛極意帖」「知らぬが半兵衛手控え帖」「新・知らぬが半兵衛手控え帖」「柳橋の弥平次捕物噺」「結城半蔵事件始末」(以上、双葉文庫)、「秋山久蔵御用控」「養生所見廻り同心 神代新吾事件覚」(以上、文春文庫)、「江戸の御庭番」(角川文庫)、「大江戸閻魔帖」(講談社文庫)などがある