光文社文庫 9月の新刊

(9月14日発売/一部地域をのぞく)

今月の新刊はコチラ

  • 狐色のマフラー
    赤川次郎
    定価:704円(税込み)

    「芸術の秋」は難事件がいっぱい!
    暗躍する社長秘書が仕掛ける罠に、危うし爽香!

    解説:山前譲

    爽香は、勤務する〈G興産〉に密かに吸収合併話が進行していることを情報屋・松下より知らされる。それには社長・田端将夫の秘書で愛人と噂される朝倉有希が関わっており、何かと目障りな爽香を陥れようとしているらしい。一方、爽香の裸体画を目玉展示とする〈リン・山崎展〉が計画されている〈NK美術館〉は、幽霊騒動に揺れていた……。登場人物が読者と共に年齢を重ねる大人気シリーズ! 

    赤川 次郎(あかがわ じろう)

    1948年、福岡県生まれ。1976年、『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2005年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、『東京零年』で吉川英治文学賞受賞。


  • ブラックリスト
    麻薬取締官・霧島彩Ⅱ
    辻 寛之
    定価:726円(税込み)

    大好評「マトリの女」シリーズ第2弾
    今度の敵は手段を択ばない中国マフィア!
    文庫書下ろし

    部署を異動し、海外から持ち込まれる規制薬物の取り締り担当となった彩は、中国から密輸された大量の覚せい剤の摘発に乗り出す。背後には中国の犯罪組織である「王華」が関わっており、彩は来日したボスの娘・王蕾の動向を探る。
    一方、捜査には中国禁毒局・李雪梅も加わるが、李の強引で手段を選ばないやり口に、さんざん振り回される彩。そして、日本のヤクザと王蕾の取り引き現場に踏み込んだマトリたちを待ち受けていたのは……。書下ろし好評シリーズ第2弾!

    辻 寛之 (つじ ひろゆき)

    1974年富山県生まれ。埼玉県在住。2018年に『インソムニア』(『エンドレス・スリープ』改題)で第22回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー。
    辻 寛之 Twitter

  • 十津川警部 箱根バイパスの罠
    西村京太郎
    定価:660円(税込み)

    謎めいた新聞広告と怪文書――
    殺された男は「英雄」だったのか?
    十津川警部が犯人に仕掛ける究極の罠!!

    新宿のホテルで黒沢美佐男という客が毒殺された。事件の二ヵ月前、「あなたは、黒沢美佐男を知っていますか?」という奇妙な広告が新聞に掲載されていたことを知った十津川警部は、謎の被害者の正体を追う。さらに、警察と新聞社に、黒沢にまつわる怪文書が次々と届き始め……。捜査難航を打開するため、十津川が犯人に向けて仕掛ける究極の罠とは?

    西村 京太郎(にしむら きょうたろう)

    1930年、東京生まれ。数々の職業を経て創作活動に。’63年「歪んだ朝」でオール讀者推理小説新人賞を受賞しデビュー。’65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。著作は630冊を超える。

  • 万次郎茶屋
    中島たい子
    定価:726円(税込み)

    ネコが駅長をやっているんだから、
    イノシシだってカフェで働けるはず……!?

    動物園の片隅で、ひっそり地味に生きる老いたイノシシ・万次郎の密かな夢は、いつかカフェを開くことだった。幼いころから万次郎の絵を描き続ける画家志望、しかし才能はないエリは、万次郎を主人公にした絵本を描くことを思い付くが……。笑って泣けて、また笑える表題作「万次郎茶屋」を始め、ちょっと不思議で、じんわりしみる全6編を収めた珠玉の短編集。

    中島たい子 (なかじま たいこ)


    1969年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。放送作家、脚本家を経て、2004年「漢方小説」で第28回すばる文学賞を受賞。著書に『かきあげ家族』『パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら』『ぐるぐる七福神』『院内カフェ』『がっかり行進曲』などがある。

  • ザ・芸能界マフィア
    女王刑事デカ・紗倉芽衣子
    沢里裕二
    定価:726円(税込み)

    醒剤所持であわや逮捕!?
    絶体絶命の窮地をくぐり抜け、必中の鞭を武器に事件の真相を追う!
    女王刑事、芸能界の暗部に迫る!
    文庫書下ろし

    かつてSMの女王だった警視庁の刑事・紗倉芽衣子は、現在は新宿東署で薬物事犯を追っていた。薬物取引が疑われるカップルを尾行中に麻薬取締官のガサ入れに遭遇し、芽衣子のパンツのポケットからは身に覚えのない覚醒剤が! ハメられた!? 間一髪でその場を切り抜けた芽衣子は、必殺の鞭を手に事件の黒幕を追い詰める! 人気シリーズ第三弾!!

    沢里 裕二(さわさと ゆうじ)

    青山学院大学卒業。作家、音楽・映画プロデューサー。2012年、『淫府再興』で第2回団鬼六賞優秀作受賞。『処女刑事』がヒット。近著に『ブラックツイン 謀略の旋律』『女帝の遺言 悪女刑事・黒須路子』『桃色選挙』。

  • みな殺しの歌
    大藪春彦
    定価:924円(税込み)

    「凶銃が死を量産し、怒りが敵を屠る。以上。これが最高純度の復讐小説、究極形態!」
    (ときわ書房本店 宇田川拓也さん)
    大藪春彦初期の凄まじき傑作!

    新宿でバーを経営する衣川恭介は、怒りに血ををたぎらせていた。婚約を機に犯罪組織を抜けようとした兄が、仲間たちになぶり殺しにされたのだ。五年間の雌伏の後、魔性の銃ワルサーP38を手に、いまは表の社会で成功者となった悪党どもを血祭りにあげていく。復讐の鬼と化した衣川の行方に待ち受ける運命とは? 著者初期の凄まじき傑作がついに復刊!

    大薮春彦(おおやぶ はるひこ)

    1935年京城生まれ。早稲田大学教育学部中退。’58年、大学在学中に『野獣死すべし』でデビュー。江戸川乱歩に高く評価された。独特の乾いた文体、過激なアクション、銃や車の精密描写などで一躍人気作家に。日本のハードボイルド史に残る数多くの作品を書き上げている。代表作に「伊達邦彦」シリーズのほか、『蘇える金狼』『汚れた英雄』などがある。’96年没

  • ペット可。ただし、魔物に限る
    松本みさを
    定価:726円(税込み)

    このマンション、魔界ですか~!?
    魔犬ケルベロス、猫又、河童、セイレーン……
    人と魔物たちとの不思議で素敵な同居生活とは?
    文庫書下ろし&オリジナル

    やっとまるをと一緒に暮らせる!実家から愛犬のフレンチブルドッグを引き取り、念願の「ペット可」マンションに越してきた青年・猿渡大河。ところが、そこには、ある風変わりな「ルール」があったのでした――。ユニークすぎる住人たちと不思議なペットたちが住む「カシェット緑ヶ丘」を舞台に起こる数々の事件。とびきり愉快で心あたたまる新シリーズ開幕!

    松本みさを (まつもと みさを)

    栃木県在住。新聞社、出版社勤務を経て、二児の育児のかたわら小説の執筆を続け、恋愛、ホラー、ショートショート、実話怪談など、幅広いジャンルのアンソローに参加している。幼少の頃より、妖怪·UMA·伝承生物の世界に魅了され現在に至る。

  • ドール先輩の耽美なる推理
    関口暁人
    定価:770円(税込み)

    人形愛×推理=驚愕の真実
    不可解な人形消失事件を解く鍵は、その誕生の謎にあった!。
    光文社キャラクター文庫

    絶世の耽美系美少年・沢桐瞳瑠、通称ドール先輩が相棒らと訪れた横浜人形の城・個展会場から球体関節の聖母マリア像が消失した! 後日、消えたマリア像が出現した名門私立・北吉祥寺学苑の教室にはなぜか涙するドール先輩の姿が! くるみ割り人形、キャストドール、お雛様ーー名推理で謎解く瞳瑠が最後に知った《驚愕の真実》と秘めたる愛の行方とは!?

    関口 暁人(せきぐち あきと)

    2019年エブリスタ小説大賞、第1回光文社キャラクター文庫大賞を本作の《後日譚》となる『ドール先輩の修復カルテ』で受賞。好きなミステリーは「古畑任三郎」「シャーロック・ホームズ」「明智小五郎」の各シリーズ。最初の1ページから最後の1行まで引き込む小説を好む。他の作品に、亡き大切な人を生き返らせてくれる刑事が活躍する推理小説「神様刑事」シリーズ(TOブックス)がある。
    関口 暁人 Twitter


  • 地獄の釜
    父子十手捕物日記
    鈴木英治
    定価:726円(税込み)

    「父子十手捕物日記」シリーズ第9弾
    嘉三郎の魔の手が御牧父子の身辺に迫る!

    南町奉行・定町廻り同心の御牧文之介と中間の勇七は、一月前に捕え損ねた嘉三郎という押しこみの行方を追っていた。だが勇七は、思いを寄せていたお克が嫁入りしたことで落胆激しく、心ここにあらずだった。一方、文之介の父で元同心の丈右衛門は、ついに密かに好き合っているお知佳に求婚する決意をするが、お知佳の子・お勢に魔の手が迫り……。

    鈴木 英治(すずき えいじ)

    1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。’99年、第一回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(『義元謀殺』に改題)で受賞。主な作品に「口入屋用心棒」「手習重兵衛」「徒目付久岡勘兵衛」「新兵衛捕物御用」「下っ引夏兵衛捕物控」「大江戸やっちゃ場伝」「無言剣殺」「突きの鬼一」などの人気シリーズがある。

  • 橋場の渡し
    名残の飯
    伊多波 碧
    定価:748円(税込み)

    ほろ苦さの後に、爽やかな味が残る! 泣ける人情物語が詰まった新シリーズ開幕。
    江戸の外れ、橋場の渡しの傍にある一膳飯屋「しん」には、今日もそれぞれの人生を重く背負った人が訪れる。
    文庫書下ろし

    解説:菊池仁

    江戸は隅田川縁にある橋場の渡し。千住大橋の下流にある、この渡しの側には母娘で営んでいる一膳飯屋『しん』がある。育ての親との別れを決意した相撲取り、恋人との逢瀬を楽しむ芸妓、母親と離れて暮らしてきた息子、可愛い娘を嫁に出した父親と母親……。この店で交錯する様々な人々。出会いがあれば別れもある。著者が思いを込めた傑作時代小説の新シリーズ開始。

    伊多波 碧(いたば みどり)

    2001年作家デビュー。絶妙な語り口と生き生きとしたキャラクター造形に定評がある。主な著書に『うそうそどき』『リスタート!』『父のおともで文楽へ』などの作品がある。

  • 鬼の壺
    九十九字ふしぎ屋 商い中
    霜島けい
    定価:682円(税込み)

    るいに大店の若旦那との縁談が舞い込んだ!
    蔵から逃げ出したのは鬼!?
    本日も、悲喜こもごものあやかし騒ぎ!
    文庫書下ろし

    九十九字屋店主の冬吾が、蔵に入ったきり姿を消した。どうやら蔵から逃げ出したあやかしを追っているらしい。るいに助けを求められた冬悟の兄で神主の周音は、犬猿の仲の弟を探しに向かうのだが……(表題作)。るいを見初めたという大店の若旦那との縁談が舞い込んだ。見合いの日、店の守り神だと名乗る童女がるいの前に現れて――(「片恋」)。好評シリーズ第八弾!

    霜島 けい(しもじま けい)

    大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』(朝日ソノラマ)でデビュー。霜島ケイ名義で、ファンタジーとホラーのジャンルで活躍する。
    「封殺鬼」シリーズ (小学館)、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ(ソフトバンククリエイティブ)、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズ(ともに光文社)ほか、著書多数。
    霜島 けい Twitter


  • 陽はまた昇る
    夢屋台なみだ通り(三)
    倉阪鬼一郎
    定価:682円(税込み)

    江戸の町をおそうはやり病――
    なみだを乗り越えた先で、人々はまた歩み始める
    江戸の屋台の味と人情が心に沁みる好評シリーズ第三弾!
    文庫書下ろし

    渕上道庵は、なみだ通りの面々も日頃から世話になる名医だ。文政八年、狂言「東海道四谷怪談」が評判を呼んだ夏が過ぎる頃、江戸にはやり病の疱瘡が拡がり始めていた。命にかかわる恐ろしい病で、なみだ通りの屋台にも疱瘡除けの赤いものが飾られることに。道庵は息子とともに人助けに奔走するのだが……。

    倉阪 鬼一郎(くらさか きいちろう)

    1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。’87年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。その後、ブランクを経て、’97年『百鬼調の夜』で本格デビュー。幻想小説からホラー、ミステリー、時代小説まで幅広いジャンルで独創的な作品を発表し続け、俳句や翻訳も手がける。数多くの時代小説のシリーズ作品を持つ。

  • 魚籃坂ぎょらんざかの成敗
    新・木戸番影始末(二)
    喜安幸夫
    定価:726円(税込み)

    女を狙った殺し、許せぬ!
    憤怒の情が杢之助を突き動かす。
    夜更けの武家屋敷に、鬼が潜む。
    怪しげな縁談に、相次ぐ殺しの結末とは!?
    文庫書下ろし

    泉岳寺門前町の木戸番・杢之助は、町内の旅籠・相模屋の娘と縁談のある黒鍬組の武家・斎藤重郎次の行状を探ることに。そんな中、近隣の町で、女を狙う殺しが続けて起こる。縁談との関わりを予感した杢之助は、斎藤の住まう魚籃坂の武家地へ潜入。探し当てた思いがけぬ悪に、杢之助が下す鉄槌の行方は。己の過去を隠しつつ、町を守る杢之助の傑作シリーズ最新刊。

    喜安幸夫(きやす ゆきお)

    1944年生まれ。兵庫県姫路市出身、埼玉県新座市在住。’98年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞。2001年『はだしの小源太』『身代わり忠義』などで第30回池内祥三文学奨励賞受賞。著書に「隠密家族」シリーズ、「闇奉行」シリーズ、「隠居右善 江戸を走る」シリーズ、『吉右衛門の涙』『真伝忠臣蔵』『花散る城』など多数。本書は、好評ロングセラーシリーズ「大江戸番太郎事件帳」(全33巻)と「大江戸木戸番始末」(全14巻)の続編となるシリーズ第2作である。

  • 優しい噓
    くらがり同心裁許帳
    井川香四郎
    定価:704円(税込み)

    濁っていて底の見えない掘割や川に糸を垂らして、真実や真相を引き上げたい――
    くらがり同心・角野忠兵衛の人情裁き!
    文庫書下ろし

    安値で米を卸していた米問屋の主人・奈良右衛門が殺された! 米問屋組合の寄合の帰りに殺されたようだ。下手人は奈良右衛門を疎んじていた米問屋の中に? しかし、現場を見ていたお滝の証言から引っ立てられたのは、遊び人の半蔵だった……。(表題作)一筋縄ではいかない事件に、くらがり同心・角野忠兵衛はどう決着をつけるのか!? 書下ろし第二弾!

    井川香四郎(いかわ こうしろう)

    1957年、愛媛県生まれ。主なシリーズに「うだつ屋智右衛門 縁起帳」「くらがり同心裁許帳」「ふろしき同心御用帳」(光文社文庫)のほか、「寅右衛門どの 江戸日記」(文春文庫)、「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎文庫)、「金四郎はぐれ行状記」(双葉文庫)、「刀剣目利き 神楽坂咲花堂」(祥伝社文庫)、「もんなか紋三捕物帳」(徳間文庫、双葉文庫、実業之日本社文庫、光文社文庫)など多数。他に『番所医はちきん先生 休診録』(幻冬舎時代小説文庫)、『逢魔が時三郎』(コスミック・時代文庫)など。

  • 白浪五人女
    日暮左近事件帖
    藤井邦夫
    定価:704円(税込み)

    史上最大の騙し合い! 始まりは一幅の掛軸からだった……。
    熾烈な闘いを経て、公事宿の出入物吟味人・日暮左近の胸に衝き上げた想いとは――。
    文庫書下ろし

    公事宿『巴屋』出入りの旗本の家から掛軸が盗まれた。相談を受けた巴屋主・彦兵衛の依頼で、出入物吟味人の日暮左近は、その一件を追うことに。調べを進めると、掛軸に描かれた絵のなかの秘密、謎の女たちの存在が浮かび上がる。はたして、掛軸の絵にはどんな秘密が隠されているのか。そして、左近に異変が――。超ド級の剣戟満載!哀しき女たちの生きざまが浮かび上がってくる充実のシリーズ第十一弾。

    藤井 邦夫(ふじい くにお)

    1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる。その巧みなストーリーには定評があり、多くの読者を魅了している。主なシリーズに、「日暮左近事件帖」「乾蔵人 隠密秘録」「評定所書役・柊左門 裏仕置」(以上、光文社文庫)、「日溜り勘兵衛極意帖」「知らぬが半兵衛手控え帖」「新・知らぬが半兵衛手控え帖」「柳橋の弥平次捕物噺」「結城半蔵事件始末」(以上、双葉文庫)、「秋山久蔵御用控」「養生所見廻り同心 神代新吾事件覚」(以上、文春文庫)、「江戸の御庭番」(角川文庫)、「大江戸閻魔帖」(講談社文庫)などがある

  • 鬼 役(壱)
    坂岡 真
    定価:726円(税込み)

    200万部を超える大ベストセラーシリーズ「鬼役」を著者が加筆修正した新装版連続刊行!
    許せぬ輩を成敗いたす! 将軍の毒味役の傍ら、悪党奸臣を成敗する矢背蔵人介に罠が!

    将軍家毒味役矢背蔵人介。将軍の毒味をする御膳奉行という役目の一方、幕府に巣食う悪を裁く裏の顔を持つ。御膳所など各所に賄賂を撒き、幕府役人を接待漬けにして御用達に成り上がった商人を成敗した蔵人介は、次第に大きな騒動に巻き込まれる。そして、先に待ち受けていた罠とは――。200万部突破の大人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版第一巻登場!

    坂岡 真(さかおか しん)

    1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く。作品の質の高さには定評があり、「鬼役」シリーズは200万部を超える大ヒットシリーズとなった。ほかに主なシリーズとして、「ひなげし雨竜剣」(光文社文庫)、「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」(双葉文庫)、「あっぱれ毬谷慎十郎」「十手長屋物語」(ハルキ文庫)、「うぽっぽ同心十手裁き」(徳間文庫)、「死ぬがよく候」(小学館文庫)、「のうらく侍御用箱」「新・のうらく侍」(祥伝社文庫)、「火盗改しノ字組」(文春文庫)などがあり、お紋作品に『一分』(光文社)、『絶局』(小学館)などがある