光文社文庫 2022年9月の新刊

(2022年9月13日発売/一部地域をのぞく)

今月の新刊はコチラ

  • セピア色の回想録
    赤川次郎
    定価:704円(税込み)

    二代目お披露目!? 珠実、ついに探偵デビュー
    爽香は巨額遺産の相続人に指名される!?

    解説:山前 譲

    主人公が読者と一緒に年齢を重ねる「爽香」シリーズ最新刊! 大富豪・三田村朋哉は、孫娘の奈美に、遺産を渡したい人物として杉原爽香の名前を挙げる。以前、爽香によって助けられたことがあるらしいが、当の爽香にはさっぱり覚えがなかった。一方、娘の珠実は中学一年に。放課後に担任・里谷美穂の手伝いをしたおり、コピー機に置き忘れられた書類に気付き、里谷に預ける。だがその夜、里谷から不可解な内容のメールが届き、彼女は運転していた車ごと襲われてしまう。

    赤川次郎(あかがわ・じろう)

    1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」で第十五回オール読物推理新人賞を受賞しデビュー。以来、次々とベストセラーを刊行。2006年、第九回日本ミステリー文学大賞、2016年『東京零年』で第五十回吉川英治文学賞受賞。「三毛猫ホームズ」シリーズなど、多数のシリーズ作品を持つ、日本を代表する人気作家。著作は600冊以上を超える。

  • 透明人間は密室に潜む
    阿津川辰海
    定価:770円(税込み)

    怒濤の展開に飲み込まれる快感に身を委ねる悦楽!2020年のミステリ・ランキングを席巻、
    「本格ミステリ・ベスト10」第1位
    「このミステリーがすごい!」第2位
    「週刊文春ミステリーベスト10」第2位
    「ミステリが読みたい!」第3位

    解説:千街晶之

    透明人間が事件を起こしたら?アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら?犯行現場の音を細かく聞いてみたら?ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら?阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ! 読めばファン確定。驚嘆必至、必読の一冊!

    阿津川辰海(あつかわ・たつみ)

    1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年『名探偵は嘘をつかない』が光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」の受賞作に選ばれ、デビュー。作品に『星詠師の記憶』『紅蓮館の殺人』『蒼海館の殺人』『入れ子細工の夜』『録音された誘拐』『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』がある。

  • 毒蜜 決定版
    謎の女
    南 英男
    定価:836円(税込み)

    シリーズ累計80万部突破!
    巨漢の始末屋に忍び寄る甘い罠!

    陸自隊員、新宿やくざという異色の経歴を持つ揉め事始末屋の多門剛は、女友達の八木友紀から友人の女性写真家の行方を捜してほしいと頼まれる。その写真家が結婚情報サービス会社に入会していたことを摑んだ多門は、その結婚情報サービス会社の潜入調査を始めるが、目の前に現れたのは謎の美人社長。その正体とは……。
    異色のハードサスペンスシリーズ、興奮の第四弾。

    南 英男(みなみ・ひでお)

    1944年、東京都生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆して人気を博す。‘85年『街に棲む野獣』以降、ハードサスペンスに取り組む。ベストセラーになった「強請屋稼業」シリーズ、「毒蜜」シリーズ、「姉御刑事」シリーズなど全著作合計が2300万部を突破した。

  • あなたの職場に斬り込みます!
    上野 歩
    定価:814円(税込み)

    アタシたちは、すべての働く人の味方さ
    各種ハラスメントに過剰労働、突然のクビの宣告――
    “職場の斬り込み隊”ことコキン部分室の間宮璃子が、労働者たちの抱えた問題を斬って斬って斬りまくる!
    文庫書下ろし

    解説:長谷川榮一

    ハローワーク吾妻の間宮璃子は、雇用環境・均等部千鳥ヶ淵分室に異動になった。メンバーは室長の漆原早百合、労働基準監督署からスカウトされてきた城ヶ崎以蔵とリコのわずか三名。先代社長の銅像へのお辞儀強要、レジでのセクハラ、長時間労働から突然のクビの宣告など、働く人たちの訴えに応え、リコたちがさまざまな職場に斬り込んでいく! 痛快お仕事小説!

    上野 歩(うえの・あゆむ)

    1962年、東京生まれ。専修大学文学部卒。’94年、『恋人といっしょになるでしょう』で第7回小説すばる新人賞を受賞。近著に『鋳物屋なんでもつくれます』『キリの理容室』『天職にします!』『料理道具屋にようこそ』などがある。

  • 世話を焼かない四人の女
    麻宮ゆり子
    定価:858円(税込み)

    人生の岐路、新たな一歩を踏み出す女たち。
    それぞれの事情を抱えた4人の女たちの戦いの日々を軽やかに描いた連作短編集!

    解説:吉田伸子

    住宅メーカーの総務部長を務め、土曜の夜は会社に内緒の別の顔を持つ水元闘子。宅配便のドライバーをしている元ソフトボール選手の榎本千晴。鋭敏過ぎる感覚を持ち、ドイツパン作りに情熱を燃やす石井日和。女と逃げた夫の小さな清掃会社を育て上げた会沢ひと美。仕事の悩みや将来への不安に揺れる四人の女たちが踏み出す一歩。読めばすっと心が軽くなる連作短編集!

    麻宮ゆり子(まみや・ゆりこ)

    1976年埼玉県生まれ。大学非常勤講師。2003年小林ゆり名義にて第19回太宰治文学賞受賞。’13年、「敬語で旅する四人の男」で第7回小説宝石新人賞を受賞しデビュー。’14年、同作を収めた『敬語で旅する四人の男』を刊行。他の著書に『仏像ぐるりのひとびと』『花電車の街で』『下町洋食バー高野 ビーフシチューとカレーは何が違うのか?』など。

  • 絶滅のアンソロジー
    真藤順丈(著,編集)
    定価:858円(税込み)

    「お願いして、書いてもらいました。」真藤順丈
    物語は、小説は、あなたを絶滅させないためにある!

    僕にとって特別な小説の生みの親たちにこちらからお題を出し、一冊の本の表紙に名を列ねてもらうという、誰よりも僕=真藤にとって贅沢きわまりないプロジェクトなのである。(中略)これほど小説家になってよかったと素直に喜べることはないかもしれない。(「まえがき」より)
    真藤順丈がいちばん読みたい作家たちにお願いして、奇跡の一冊が出来上がりました。
    (収録作家)
    王谷晶,河﨑秋子,木下古栗,佐藤究,恒川光太郎,東山彰良,平山夢明,町田康,宮部みゆき

    真藤順丈 (しんどう・じゅんじょう)

    1977年東京都生まれ。2008年『地図男』で、第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。’18年に刊行された『宝島』で第9回山田風太郎賞、第160回直木三十五賞、第5回沖縄書店大賞を受賞。著書に『畦と銃』『墓頭』『しるしなきもの』『黄昏旅団』『夜の淵をひと廻り』『われらの世紀』『ものがたりの賊』などがある。

  • 食いしんぼう魔女の優しい時間
    三萩せんや
    定価:704円(税込み)

    嬉しい出会いと美味しい一皿は、いかがですか? 
    ベランダガーデンは幸せも育つ場所。
    食べること大好き魔女の優しい魔法は、“出会い”を優しく彩ります。
    文庫書下ろし

    黒木理沙は魔女である。三百年余りの人生で、得意になったことと言えばお料理と人助け。今日は、一人で不安そうにしている女子学生に思わず声をかけた。魔女ばれしないように手助けするのはちょっぴり大変だけれど、大好きな街の、誰かのためになるならば・・・! ――そんな優しい魔女は長い人生を楽しみながら、今日もこの街を見つめているのです。

    三萩せんや(みはぎ・せんや)

    宮城県生まれ、埼玉県在住。第7回GA文庫大賞〈奨励賞〉、第20回スニーカー大賞〈特別賞〉、第2回ダ・ヴィンチ「本の物語大賞」〈大賞〉を受賞し、『神さまのいる書店 まほろばの夏』(KADOKAWA)でデビュー。主な著作に「豆しばジャックは名探偵」シリーズ(光文社キャラクター文庫)、「後宮妖幻想奇譚」シリーズ、「魔法使いと契約結婚」シリーズ『鎌倉やおよろず骨董堂 つくも神探偵はじめました』(双葉文庫)、「陰陽師学園」シリーズ(マイナビ出版ファン文庫)などがある。映画ノベライズ『夜明け告げるルーのうた』(KADOKAWA)や『弱虫ペダル』(角川文庫)、東映アニメーションとのコラボ小説『時守たちのラストダンス』『七夕の夜におかえり』(河出書房新社)なども手掛ける。


  • 花菱夫妻の退魔帖
    白川紺子
    定価:748円(税込み)

    累計100万部突破の「後宮の烏」シリーズの白川紺子・最新作
    大正時代の薫り高い世界観×悪霊退治ファンタジー!
    文庫書下ろし

    イラスト:斎賀時人

    大正九年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――
    逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。

    白川紺子(しらかわ・こうこ)

    三重県出身。同志社大学文学部卒業。2011年に「サカナ日和」で第154回Cobalt短編小説新人賞に入選後、’12年「嘘つきな五月女王」でロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ~五月祭の求婚~』で’13年にデビュー。著書に『後宮の烏』シリーズ、『下鴨アンティーク』シリーズ、近著に『京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く』がある。

  • 異館いかん 決定版
    吉原裏同心 (11)
    佐伯泰英
    定価:792円(税込み)

    金紗縮緬の衣をまとう
    女剣客と対決!

    天明八年正月、京で大火が発生、吉原を狙った島原の勢力は力を削がれたかに思われた。 折しも吉原では、京・西陣から江戸に店開きした織物商が薄墨太夫に接触、さらに武家を狙った辻斬りが連続する。 新たな敵に立ち向かう幹次郎の前に、妖しい女剣客の影が近づく。 すべての事態を操る悪党どもの尻尾を摑んだ幹次郎は、彼らの巣くう異形の館へ侵入を図るが……。

    佐伯泰英(さえき・やすひで)

    1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる。大好評の「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」シリーズ(小社刊)の他、2019年に映画化された「居眠り磐音」、「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「空也十番勝負」「照降町四季」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「鎌倉河岸捕物控」などの各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている。
    佐伯泰英ウェブサイト

  • 再建 決定版
    吉原裏同心 (12)
    佐伯泰英
    定価:792円(税込み)

    新たに成った吉原に、
    男女の哀しい情が散る

    再建前夜の吉原。幼い孫娘のおみよを連れ、地蔵を背負った遍路が現れた。先の大火で亡くなったおみよの姉で、遊女だった小紫の代わりにおみよが身売りをするというが、姉娘の死には、思いもよらない真実が隠されていた。そしてついに長く続いた仮宅商いが終わり、新しく普請の成った吉原に住人たちが帰ってくる。華やかな帰還の道中の陰に、卑劣な企みが潜む!

    佐伯泰英(さえき・やすひで)

    1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる。大好評の「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」シリーズ(小社刊)の他、2019年に映画化された「居眠り磐音」、「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「空也十番勝負」「照降町四季」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「鎌倉河岸捕物控」などの各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている。
    佐伯泰英ウェブサイト

  • 浪人半九郎
    父子十手捕物日記
    鈴木英治
    定価:726円(税込み)

    凄腕にしてすこぶる男前
    用心棒半九郎の豪剣唸る!

    仙台堀に架かる橋の袂で男が殺された。定町廻り同心の御牧文之介と中間の勇七は、男が上方から来ていたことを突き止める。一方、京の本店から暖簾分けされた大平屋の用心棒・里村半九郎は、あるじの依頼で上方言葉で話す平田潮之助を守っていた。しかし、何者かにだまされ潮之助がさらわれてしまう。同じ頃、文之介も大坂から来た怪しい男を見つける……。

    鈴木英治(すずき・えいじ)

    1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。’99年、第一回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(『義元謀殺』に改題)で受賞。主な作品に「口入屋用心棒」「手習重兵衛」「徒目付久岡勘兵衛」「新兵衛捕物御用」「下っ引夏兵衛捕物控」「大江戸やっちゃ場伝」「無言剣殺」「突きの鬼一」などの人気シリーズがある。

  • 菊花ひらく
    日本橋牡丹堂 菓子ばなし(十)
    中島久枝
    定価:682円(税込み)

    とびきりの季節の菓子と人情と――
    続々重版! 大好評シリーズ
    見世の跡取り・幹太が恋をした!?
    文庫書下ろし

    客の求めに応じてさまざまな菓子を考案する小萩庵。評判が評判を呼び、大店の主人からも注文が舞い込むようになっていた。牡丹堂の面々も、新しい菓子づくりに熱を入れる毎日だ。そんなある日、許嫁を亡くした女性から、月見菓子の注文を受けるのだが……。小萩の成長、そして牡丹堂の跡取り・幹太の恋のゆくえからも目が離せない、待望のシリーズ第十弾。

    中島久枝 (なかしま・ひさえ)

    フードライターとして全国のおいしいお店や素敵な人々をたずね、歴史や文化とともに新聞や雑誌に紹介。著書に『和菓子 人と土地と歴史をたずねる』(柴田書店)ほか。2013年、『日乃出が走る一浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞を受賞。シリーズは3巻まで刊行している。他の小説作品に「お宿如月庵へようこそ」シリーズ(ポプラ文庫)、「一膳めし屋丸九」シリーズ(ハルキ文庫)などがある。

  • 月を抱く女 決定版
    牙小次郎無頼剣(四)
    和久田正明
    定価:814円(税込み)

    「人は生きていればこそであろう」
    人の強さに男も女もない。
    ただ、強い信念を持ち続けるのみ。
    浪人・牙小次郎が世の不条理を刀で糺す。

    牙小次郎は、立ち寄った刀剣商で、その逸品に目を奪われる。無銘の古刀だったが、主の言い値で手に入れた。その刀、実は徳川家康公から拝領したさる家の家宝で、公金を使い込んだ家臣が、穴埋めのために売ったものだった。刀を返せと高飛車に言う者たちを追い返したが、ある夜盗賊に人質を取られて刀を奪われ――!非情な人殺しに牙小次郎の刀が唸る!

    和久田正明(わくた・まさあき)

    1945年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を多く手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している。その作風は骨太で、歴史的事実とフィクションを取り交ぜた抜群の手法には定評がある。「髪結の亭主」「死なない男・同心野火陣内」「昼行燈・布引左内影御用」(ハルキ文庫)、「はぐれ十左暗剣殺」(徳間文庫)、「提灯奉行」(小学館文庫)、「夫婦十手」「八丁堀つむじ風」(光文社文庫)、「将軍の猫」(角川文庫)、「地獄耳」「十手婆 文句あるかい」「怪盗 黒猫」(二見時代小説文庫)等のシリーズや、『嵐を呼ぶ女』(光文社文庫)『地獄の清掃人』(徳間文庫)など著書多数。

  • 花下に舞う
    あさのあつこ
    定価:770円(税込み)

    あさのあつこの超人気時代シリーズ最新刊、待望の文庫化!
    累計100万部を突破した人気時代小説「弥勒シリーズ」。
    今からでも読み始めたい既刊9冊!

    解説:末國善己

    口入屋『佐賀屋』の主夫婦が惨殺された。死体は何かに驚いたまま死んだようだった。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎は岡っ引きの伊佐治に命じて事件の謎を追わせる。すると、小間物問屋『遠野屋』主・清之介の周囲に繋がりが。浮かんでくる事実の裏にまたも意外な真相が――。最後に待つ大どんでん返しの衝撃。100万部を突破した人気シリーズ、驚愕の第十弾。

    あさのあつこ

    1954年、岡山県生まれ。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーⅡ』で日本児童文学者協会賞、「バッテリー」シリーズで小学館児童出版文化賞を受賞。2011年、『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞する。児童文学から一般文学、時代小説、スポーツ小説までと著作ジャンルは幅広く、多くの読者を魅了している。おもな著作に「弥勒」シリーズの『弥勒の月』『夜叉桜』『木練柿』『東雲の途』『冬天の昴』『地に巣くう』『花を呑む』『雲の果』『鬼を待つ』『花下に舞う』『乱鴉の空』(以上、光文社刊)、「バッテリー」シリーズ、「The MANZAI」シリーズ「グラウンド」シリーズ、「ミヤマ物語」シリーズ、(以上、角川書店)「NO.6」シリーズ、(講談社)、「闇医者おゑん秘録帖」シリーズ(中央公論新社)、「小舞藩」シリーズ(文藝春秋)、「天地人」シリーズ(祥伝社)などのシリーズのほか、『たまゆら』『ゆらやみ』(以上、新潮社)、『福音の少年』(角川書店)、『花やさくさく』(実業之日本社)などがある。