【連載】裏鳥見役・左右田隆信


松尾由美さん初の歴史時代ミステリー!
主人公は関東のとある城で茶坊主を務める若き武士。城内の鳥たちを観察・記録することを命じられ城内をくまなく歩きまわるうち出会う、数々の不思議な事件とは?


松尾由美 まつお・ゆみ
1960年、金沢市生まれ。お茶の水女子大学卒。会社勤務を経て作家になる。1989年に『異次元カフェテラス』を刊行。1991年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選する。日常と非現実、現実と仮想が交じり合う作品世界を創り続けている。著作に「安楽椅子探偵アーチー」シリーズ、「ニャン氏」シリーズ、「ハートブレイク・レストラン」シリーズなどの「シリーズ作品のほか、『九月の恋と出会うまで』『銀杏坂』『スパイク』『雨恋』『モーリスのいた夏』などがある。