【特集】『アンと青春』文庫化記念! Wプレゼントキャンペーン&”和菓子のアン”の世界


「和菓子のアン」プレゼントキャンペーン終了のお知らせ

このたびは、たくさんのご応募ありがとうございました。『アンと青春』文庫化記念Wプレゼントキャンペーンは、本日11月15日中が締切となります。当選された方には、すみやかにサイン本をお送りいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。なお、新作短編のプレゼントは、新年になります。


発表!「みんなのいちばん好きな和菓子」




『アンと青春』プレゼントキャンペーンでアンケートに答えていただいた「いちばん好きな和菓子」の集計結果が出ました!

第一位は――豆大福でした!
以下
2位 どら焼き(三笠も含む)
3位 桜餅(関西風。いわゆる道明寺)
4位 みたらし団子
5位 おはぎ(ぼたもちも含む)


「〇〇堂の」などと店名を入れていただいた方も多かったのですが、菓子名だけで集計しています。当初はどら焼きがトップを走っていましたが、途中からどんどん豆大福が伸びてきて、締切直前に追い抜きました。皆さんの予想は当たりましたか?
アンケートに答えていただいた皆さんには、坂木さんが「豆大福」をテーマに書かれた「和菓子のアン」シリーズの新作をプレゼントします。公開は年明けの予定ですので、お楽しみに!





\イベントは大好評のうちに幕を下ろしました!/

銀座三越イベント報告

午前中が勝負!? 人気お菓子は売り切れ必至です!



いよいよ本日11月7日から、三越銀座店で「本和菓衆×和菓子のアン」のコラボ企画がスタートしました!
開店の10時30分直後から行列ができ始め、あっという間に長蛇の列に。
ひときわ鮮やかな色合いの「未開紅」は用意された分が1時間ほどで売り切れ。昼下がりには生菓子はほぼ完売でした。
ターゲットが決まっているならば、どうぞお早めに!
イートイン・コーナーで食べられる、四店が協力して作り上げた「ほんわかぜんざい」も見逃せない!





著者の坂木さんからのメッセージ





応援メッセージ




畑 主税(はた・ちから)
1980年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、高島屋に入社し、2009年から全店和菓子担当バイヤーに。10年間で全国47都道府県の1千軒もの店を駆け回り、1万品以上の和菓子を食してきた達人。ブログ「和菓子魂!」 http://blog.livedoor.jp/wagashibuyer/ でも、日々、和菓子の魅力を発信し続けている。著書に『ニッポン全国 和菓子の食べある記』がある。
Twitterアカウント:@wagashibuyer


最新刊情報




アンと青春


お待たせしました! 50万部突破
『和菓子のアン』 待望の続編!デパ地下を舞台にしたほの甘ミステリー

アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて8か月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第2弾!


ご購入

\シリーズを未読の方でもよくわかる/

特集“和菓子のアン“の世界

たっぷりのあんこと風変わりな謎を召し上がれ!


デパ地下の和菓子店「みつ屋」店員の梅本杏子(通称アンちゃん)が、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく――。大ベストセラーとなったほの甘ミステリー『和菓子のアン』。初めての方もお久しぶりの方も、こちらをどうぞ!


50万部突破のベストセラー
『和菓子のアン』とは?
読書メーター「心に残った本」
第1位!
静岡書店大賞
映像化したい文庫部門


登場する美味しそうな和菓子の数々と個性的で楽しい登場人物たち、そして魅力的な謎解き――。幅広い層から大きな支持を受け、「読むと和菓子屋さんに走りたくなるミステリー」とも呼ばれた本作は、多くの栄冠に輝きました。
※応援書店のみなさま、ありがとうございます!


ご購入



個性的(ユニーク)すぎる(?)
登場人物たち



作中に登場する
(いと)しき和菓子たち

この秋、銀座で買えます、食べられます! 詳細は本サイトにて追ってお知らせします!
日本各地の和菓子屋さんたちが、実際に作ってくれました。その一部をご紹介。

  • おとし文店舗名:彩雲堂
    所在地:松江市
    「『おとし文』の形ですが、ご覧いただければお判りいただけるように巻いた葉とそれにとまる露を模しております」
    突然現れたのは、私と同じ制服を着た男性。ごく自然な口調で喋りながら、私とお客さんのそばに寄ってきた。

    「和菓子のアン」(『和菓子のアン』所収)より 
  • あじさい店舗名:きよめ餅総本家
    所在地:名古屋市
    カラフルな寒天の角切りで包まれた中に、シンプルな白(しろ)餡(あん)が入った綺麗なお菓子だ。味は思いのほかあっさりしていて、口の中で餡がさらりと溶けてゆく。

    「一年に一度のデート」(『和菓子のアン』所収)より
  • みつ屋のまんじゅう店名:佐藤屋
    所在地:山形市
    雲一つない青空を見上げ、私は貰ったばかりのおまんじゅうをぱくりと頰張った。
    うん、おいしい。これなら大丈夫だ。

    「和菓子のアン」(『和菓子のアン』所収)より
  • (つじ)(うら)店名:平治煎餅本店
    所在地:津市
    そのとき、私は辻占から出て来た言葉を思い出す。『あなたは誰かの幸福』。
    (それも悪くないか)
    私がいることで、誰かが幸福になれるならそれもいい。たとえ私自身が幸福じゃなくても、それはそれでありだという気がしてきた。

    「辻占の行方」(『和菓子のアン』所収)より
  • ()(かい)(こう)店名:佐藤屋
    所在地:山形市
    「未だ開かぬ紅と書いて『未開紅』、これから開く乙女の恥じらいってやつよ」
     ……セクハラ一歩手前、みたいな感じがするけどまあいいか。

    「辻占の行方」(『和菓子のアン』所収)より
  • (ほう)(らい)(さん)店名:彩雲堂
    所在地:松江市
    ※写真は蓬莱山ロール
    『蓬萊山』というのは、大きなお饅頭のあんこの中に、小さなお饅頭をちりばめたお菓子。そして名前の由来は、仙人が住むという理想郷。だからおめでたい席で出されることが多い――そこまでは、私も調べてきていた。

    「女子の節句」(『アンと青春』所収)より
  • 秋の道行き店名:槌谷
    所在地:大垣市
    『秋の道行き』はそぼろがほろほろ、口の中で優しくほどけて、まるで散り落ちる葉のよう。そして中心にはまろやかな栗の甘露煮が、ご褒美みたいに待ち受けている。

    「秋の道行き」(『アンと青春』所収)より
  • はじまりのかがやき店名:佐藤屋
    所在地:山形市
    ぱっと見は夏の金玉羹みたいだけど、中に銀杏の黄色い葉が透けて見える。そして水面のきらめきを模したのか、小さな金箔が載せてある。
    このお菓子は、メッセージだ。

    「秋の道行き」(『アンと青春』所収)より


情報は随時更新の予定です。
Twitterでもお知らせしていきますので、ご期待ください!